グリセリン入圧力計について、カタログにおいて、0.4MPa以下はグリセリン水溶液を使用とあります。
①0.4MPa以上はグリセリン100%と推察しますが、これらを使い分ける理由は何でしょうか?
②0.4MPa以下で使用されるグリセリン水溶液の濃度はいくらでしょうか?
①グリセリンとグリセリン水溶液を使い分ける理由:測定レンジが小さいと、圧力を加えた場合に発生する力も小さくなり、グリセリンの粘性抵抗により応 答性が問題になることがあります。このため、0.4MPa以下のレンジではグリセリン水溶液を使用し粘性抵抗を小さくしています。
②グリセリン水溶液の濃度:グリセリン:水(精製水)=90:10です。
③グリセリンの漏れが生じることがあるか?:ケース(ステンレス)とグリセリン又はグリセリン水溶液の膨張係数の違いにより、高温になるとあふれる可能性はあります。但し、使用温度範囲内であればあふれないように、上部に空間を設けています。
④洩れの原因:上記の様に、グリセリン圧力計が高温になった場合に上部栓から漏れることがあります。
⑤グリセリンの吸湿性:吸湿が原因で液漏れした事例は経験ありません。
②グリセリン水溶液の濃度:グリセリン:水(精製水)=90:10です。
③グリセリンの漏れが生じることがあるか?:ケース(ステンレス)とグリセリン又はグリセリン水溶液の膨張係数の違いにより、高温になるとあふれる可能性はあります。但し、使用温度範囲内であればあふれないように、上部に空間を設けています。
④洩れの原因:上記の様に、グリセリン圧力計が高温になった場合に上部栓から漏れることがあります。
⑤グリセリンの吸湿性:吸湿が原因で液漏れした事例は経験ありません。