SD 高温用圧力計(ダイアフラムシール式)

SD 高温用圧力計(ダイアフラムシール式)

受圧部とエレメントであるブルドン管の間に封入液を圧力伝達媒体として使用した構造の圧力計です。高温下にて溶融状にある物質の圧力測定及び常温下における高粘度流体の圧力測定に用いられ、合成化学、繊維化学、プラスチック化学工業等に広く使用されております。

特長

・0℃~330℃迄の広範囲な温度条件下での圧力測定が可能です。
・シール式であるため、測定流体が直接エレメント(ブルドン管)内に入りませんので粘度の高い測定流体の圧力
 測定も可能です。
・封入液は比重が小さいため、受圧部と指示部の高低による示度誤差(エレベーションエラー)を補正する必要が
 ありません。

*圧力計を選定される際は、性能が十分発揮できるよう、常用圧力の上限が
 以下の範囲となるように圧力レンジを選定してください。
   定圧力の場合:圧力レンジの最大値の3/4以下
   変動圧力の場合:圧力レンジの最大値の2/3以下
 また記載の接液部材質が測定する気体・液体に適合したものであることをご確認ください。
 詳しくは、JIS B 7505-1をご覧ください。